寿命を延ばす家、縮める家

先日ある有名なお医者さんと会食する機会がありました。

その先生のご自宅には暖房機を6台も置いているそうです。
 「どうして6台も置いているのですか?」「命には代えられないからね。トイレにも置いていますよ。」・・・つまり室内に温度差があるとヒートショックをおこして命を失う危険が大きいので、温度差をなくして命を守っているのです。

 グラフのように交通事故で亡くなるより、家の中でヒートショックによって命を失う確率が高いのです。
 家の中に温度差を作らない海外の高性能住宅では命を失う危険は驚くほど低くなっています。
 日本の住宅の性能の低さが私達の寿命を縮めているのです。

もはや今までの古い価値観に囚われた世界最低レベルの殺人住宅から脱却する時が来ています。お医者さんの話ではありませんが、家の中に温度差をなくして命を守り寿命を延ばす家をどうかお建てになって下さい。

しっかりと断熱された高性能住宅に全室暖房を設計段階で計画する事が大切です。ほとんどの住宅会社は性能には力を入れていますが、住環境を忘れがちです。(温度環境は耐震と同じくらい大切です。)

良い住宅は当然コストもかかりますが命には変えられません。(ご予算によって様々な提案がございますので気軽にご相談下さい。)

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この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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