宮崎住宅診断実例。縦張りサイデングのズレ!

こんにちは宮崎県で一番最初の住宅診断士 河野です。
(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

縦張りサイデング編

サイデングには縦張りと横張の2種類の張り方があります。
サイデングの下地は縦張りが横で横張が縦に施工します。
縦張りは下地が横なので空気の流れ、水の流れを考えたときに隙間を開けて
空気の通り道、水の通り道を設けなくてはなりませんがほとんどの家が隙間なく下地を施工しています。

夏場の暑いときは空気が籠って家が蒸れますし、水が入った場合は水の逃げ道が無くて壁の中が湿気ます。
縦張りの時は建築途中で下地のチェックが大切になります。

今回は縦張りしたサイデングがズレて落ちて来た事例です。
通常はスタータの上にサイディングが乗っていますのでズレることはありません。
しかし、壁に反りがあるとスタータがズレてサイディングを支え切れなくて落ちて来ます。
経年劣化で止めている金具の緩みも原因の一つです。

結局、一度外壁を外して張替えました。

お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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