土地取得の失敗実例

お客様ご自身で土地を探されるケースが多くなっていますが、予想外な費用がかかったり建築が出来ないような事例が出て来ております。
 本来は土地を紹介する不動産業者がきっちり調査して説明をするように宅建業法で定められていますが、不動産業者によってはいい加減な説明で契約している所もあります。

 不動産の取得にはしっかりした業者選びが大切です。それでは実際にあった失敗の実例を見て行きましょう!

★水道が無い

 水道の引き込みがされていない土地を買われたケースが意外に多いですね。しかも水道が無い事、引き込みに費用がかかる事などの説明が全くありません(>_<)  新規に水道を引き込むとなると全面道路に水道管が通っていた場合でも20万~30万位の費用がかかります。もし全面道路に水道管が入っていなければとても大きな出費になる事もありますから、注意が必要です。 ★境界ポイントが無い  敷地の境界がはっきりしないケースです。隣地の所有者と大きなトラブルに発展する危険があります。これも測量等の費用が発生しますので、必ず購入前に確認してポイントを打ってもらう事をお勧め致します。 ★道路のようで道路で無い  誰が見ても道路に面しているように見えます。舗装もしてあり水道管や下水管も通っているので問題ないようですが、詳しく調べてみると農道のケースがありました。不動産業者の説明は公道です。重要事項説明書も公道と記載されていました。全く調査もせずに思い込みだけで土地を販売しているんですね。道路のように見えても農道や私道の場合には建築する事が出来ません。公道として認められなくては家は建てられないのです。皆様も十分に注意して下さい。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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