あなたの家の金物は緩んでいませんか?

あなたの家のボルトは緩んでいませんか?

大工さんが閉め忘れて、そのままになっていることが多いですね。
現場でちゃんと確認していれば防げるミスです。

一番厄介なのが未乾燥材を使って家を建てたことで、
木材が乾燥するに従って木が痩せて緩むケースです。

全体的にボルトが緩んでいますが、壁の中に隠れて閉め直すことが出来ません。

ボルトが緩んだからと言って家がすぐに壊れるわけではありません。
しかし耐震性は低くなってしまうので注意が必要です。

私は現場監督の時に、何気なくお客様が触れたボルトが緩んでいて、
「家中のボルトが緩んでいないか!」と、確認するように言われて
壁のボードをはがして調べたことがあります。

良心的な建築業者は緩みにくいスプリングワッシャー付きの座金を使っています。
(↑これは金額が高い)

私は安いだけでなく細かい所まで心を配ったお客様に喜ばれる家づくりが必要だと考えています。

一番悪い組み合わせは、未乾燥材(グリーン材)とスプリングワッシャーが
付いていない普通の座金を使うケースです。

これはコストを下げる為の手法ですが大地震が来た時は怖いですね。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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