宮崎住宅診断実例。サーモスタット混合水栓の給湯温度!

こんにちは宮崎県で一番最初の住宅診断士河野です。(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

サーモスタット混合栓

キッチンやお風呂の水栓で使う給湯温度を丁度良い40度から42度に設定してないですか?
もし、サーモスタット混合栓がついているのに給湯機で丁度良い温度に調整するのは使い方が間違っています。
サーモスタット混合栓は形状記憶合金が付いていてお湯と水を混ぜ合わせて丁度良い温度に調整する水栓です。
給湯器で丁度良い温度にしているとサーモスタット混合栓が働かないので水栓が速く壊れます。

エコキュートであればタンクの中に80度以上のお湯が溜まっています。
お湯を水と混ぜ合わせて丁度良い温度にします。

給湯温度を上げてお湯マックスで使うとやけどをしますが、ほとんどの水栓が水栓部分で丁度良い温度に調整が出来ます。
キッチンに食洗機が付いている場合、給湯機のタンクが80度、それを40度に下げたお湯を食洗機で60度に沸かして使うのでとても不経済です。
浴室に付いているサーモスタット混合栓も壊れるので、さらに不経済になります。

サーモスタット混合栓の説明書を読むと給湯温度を50度以上に設定して下さいと書いてあります。
ほとんどの家庭でお風呂が42度、給湯温度が42度に設定してあると思います。
火傷を恐れて給湯機メーカーも最初に丁度良い温度に設定していますが、水栓や食洗機は設備メーカーが作っていますので給湯温度の説明をしません。
一度、給湯機のリモコンのモニターを確認してみましょう。

お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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