宮崎の住宅診断実例。外壁塗装塗り替えて2年で雨漏れ!

こんにちは宮崎県で一番最初の住宅診断士河野です。(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

飛び込みでやってきた塗装業者に安いからと外壁塗装をお願いして2年~3年で雨漏れが発生する住宅が増えています。
長持ちする良い塗料を使います。と言われて、それならとお願いすると失敗するケースが多いです。

外壁塗装で大切なのはシーリングです。

見た目がしっかりしている部分はシーリングを打替えなくて上から塗装を塗ると素人ではわかりません。
打替えをしなかったシーリングは劣化して2年~3年で切れて来ます。
それがベランダの継ぎ目、幕板等だったら高い確率で雨漏れが発生します。
家の中に出てくる雨漏れのほとんどがベランダ部分ですね。

外壁塗装の塗り替えは良い塗料も大事ですが、それ以上にシーリングの打ち替えです。
シーリングの打ち替えで手を抜かれると後で痛い目にあいます。
丁寧にしっかりと施工してくれる業者を選ぶことが大切です。

表に雨が出て来なくて壁の内部に雨が入っていると、厄介なことになります。
塗装した外壁が2年~3年で剥げて来たら壁の内部に水が入っているサインです。
せっかく塗り替えても、また塗り直ししないといけない住宅もあります。
安いと思ってお願いしても捨て金になる可能性があります。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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