邪魔になったダクトレール

ダイニングをレストランのようにお洒落に演出できることから最近よく使われるようになったダクトレールです。

 「増やす」「動かす」「取り替える」とダクトレールなら自由なライティングを楽しむ事が出来ます。
 そんな良い事ばかりのようなダクトレールですが自由に動かせるのはレールの中だけです。
 ですからダイニングテーブルの真ん中にダクトレールが来るように取り付けなくてはなりません。

 当然の事ですが照明プランを作る時には家具の配置や人の動線を考えて打合せを行います。
 しかし図面の上では完璧に見えても実際に生活を始めてから気付く事もありますね。

 今回はダイニングテーブルを50㎝ほど動かしたケースです。ご入居後におじゃました時に「住み心地の方はいかがですか?」「河野さん一つ困ったことが・・・」お話をうかがうとダイニングテーブルを予定の場所より少しずらした方が使い勝手が良かったので動かしたけど、ご主人が席を立つ時に照明器具で頭を打つようになったというわけです。

 図面通りの施工ですが工務と相談をして照明器具を移動させていただきました。
 ご主人は普段あまり笑わないのですが、この時ばかりはとても嬉しそうなお顔をされていらっしゃいました。(^O^)

 ★家具の配置も大切ですね!

 
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この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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