給湯器の接続部分からの水漏れ

お客様のご要望は本当に様々で、色々な相談を持ちかけられます。

「河野さんオール電化で薪を使ってお風呂が沸かせるようにしたいのですが!」「薪を使ってですか?」「裏の山にいくらでも薪があるんです。」・・・この時点でほとんどの住宅会社が無理だと返事をするかと思います。ところが以前、薪でお風呂を沸かす計画をした経験がありましたので「たぶん出来ると思いますから、調べてお返事させていただきます。」「よろしくお願いします。」・・・

ほとんどの設備メーカーから無理だと拒否されましたがステンレス浴槽のメーカーが大丈夫だと返答して来ました。ご要望通りの仕様でなんとか年末にお引渡しする事が出来ました。

12月30日21:30ごろ!突然の電話・・・・「河野さん床下から漬物を取り出そうとしたら床下が濡れているんです!漬物の汁がこぼれたかと思ったらお風呂の水が減っています。」この瞬間にお風呂の追いだきの接続部分かな?とピンと来ました。「これからすぐにうかがいます。」電話を切ってすぐに水道工事業者へ電話を入れてからお客様の家へ向かいました。到着するとすでに水道業者が着いていて修理に取り掛かっていました。

早速、お客さまへお詫びを済ませると、水漏れの確認をしました。やはり思った通り原因は給湯器の追いだき管の接続部分でした。

「今日は遅いので応急的な処置で帰りますが、明日の朝から修理して床下の水も拭き取ります。午後からは安心してお風呂が使えます。」「いやー本当に助かりました。」今回は処置が早かったので床下の水漏れも少量で済みましたが発見が遅れると基礎がプールになってしまいます。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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