宮崎住宅診断実例。幕板の割れ!

こんにちは宮崎県で一番最初の住宅診断士河野です。(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

幕板を建物の化粧に使っている所は比較的、多いと思います。
そして幕板の不具合から雨漏れを起こすケースは非常に多いと言えます。

無塗装のサイデング板を切って張り付ける場合と既製品の幕板を取り付ける場合がありますが
無塗装のサイデング板を張り付ける場合に釘で止めますので釘を打ったところから割れるケースが多いですね。
そして釘の頭から雨水が侵入するケースも目立ちます。
塗装した表面は水に強いのですが塗装していない裏面に雨水が侵入すると幕板がボロボロになってしまいます。

幕板が割れている建物は非常に多く、幕板を取り付けたほとんどの住宅には何らかの不具合が発生しています。
ベランダ部分に幕板を取り付けている場合は、かなり高い確率で雨水が侵入しています。
建物で一番、不具合が発生するのがベランダ部分なんです。
幕板の上部はしっかりとコーキングをする必要がありますが経年劣化でコーキングが切れて雨水が侵入ことが多いですね。

これから新築を考えている方は出来るだけ幕板を付けないことをお勧め致します。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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