宮崎住宅診断実例。屋根小屋組みの白蟻被害。

こんにちは、宮崎で一番最初の住宅診断士、河野です。(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

住宅診断士で小屋裏まで白蟻の食害が広がっているケースは極めてまれです。
通常床下で食害が始まり、床がフワフワするので白蟻被害に気付くために床下で止まることがほとんどです。
小屋裏に白蟻被害が広がっているということは壁の木材も被害を受けているということになります。
建物の広範囲に白蟻被害が広がっている可能性が大きいと思われます。

この物件は買主様が気に入っていた物件で何とかリフォームで建物を使えないか?相談がありましたが、
良い返事は出来ませんでした。
建物の構造体に白蟻がどれほどの被害を与えているか?詳細な調査をしなければわかりません。
柱や筋交いに被害が出ていることは想像が出来ます。

フルスケルトンでリフォームすれば大丈夫かもしれませんが、
築40年では費用をかけるのが、もったいなく思われます。
床下には複数の蟻道が確認されましたので、建物全体に白蟻被害が及んでいると思われます。

お問合せ☎080-5219-4310 📧m.kawano1265@outlook.com

この記事の著者

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河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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