宮崎住宅診断実例。木材腐朽菌の被害!

こんにちは宮崎県で一番最初の住宅診断士 河野です。(公認ホームインスペクター 既存住宅状況調査技術者)

木材の腐食編

木材腐朽菌は木材を腐らせる菌のことでシイタケやシメジなどのキノコ類も分類上は同じ仲間になります。
木材の主成分であるセルロース・ヘミセルロース・リグニンを分解する腐朽菌は繁殖すればするほど木材は腐り強度は低下します。
住宅で一番被害が多いのはウッドデッキでしょうか?
ベランダに置いたスノコもメンテナンスしていないとすぐに腐ってボロボロになります。

腐朽菌が腐らせた木材は白蟻を引き寄せます。白蟻食害と腐食が同時進行すると被害は甚大になります。
注意しないといけないのは雨漏れに寄る木材の湿気で腐朽菌が繁殖するケースも多いですね。
高気密住宅における内部結露による腐朽菌の繁殖も見逃してはいけません。
床下の換気が悪い場合も床下が腐ります。
床下はコンクリートからの湿気が大量に出ます。(落ち着くまで五年かかると言われています。)

基礎断熱にした場合、床下が気密状態になる為に床下の湿気対策をしなければ床下が腐ります。

お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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