宮崎の住宅診断実例。外壁内部の雨漏れ!

 こんにちは、宮崎県で一番最初の住宅診断士 河野です。(公認ホームインスペクター  既存住宅状況調査技術者)

外壁内部の雨漏れ編

現在、増えているのが外から見てもわからない外壁内部の水漏れです。
外部塗装等に異常が出てきてから、おかしい?と気づくので内部の腐食はかなりすすんでいると言えるでしょう。

外壁に使われるサイデング材は外部は塗装されているので水には強いのですが、内部に水が入った場合は非常にもろい材料であります。

普通の雨は上から下に降りますが、台風などの風を伴った雨は壁に当たると壁を勢いよく登る為に雨が下から上に吹上ます。

下からの防水はほとんどの住宅で想定していません。

多い事例がパラペットの板金笠木、軒なし住宅の屋根と壁の板金部分です。
ほとんどと言っていいほど折り返しが3センチぐらいの板金笠木から雨水の侵入が確認されますので水抜き・通気が重要です。
笠木の内部防水がされていないケースが多いのも被害が多い理由です。
壁の中に水が入った場合に水の抜け場所が無いと水が中に滞留して内部を腐食させるので注意が必要です。

薄い外壁材(昔は12ミリの材料が良く使われていました。)は風が当たると撓むためにボードの継ぎ目から水が入ります。

外壁内部の水抜きと通気を考えていないと外壁がボロボロになり、下地の木材が腐って白蟻が発生する場合もあります。

※そうならない為に早期の住宅診断が必要になります。

お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

詳しいプロフィールはこちら

人気の記事

人気の記事