宮崎のパワースポット!日向の国一之宮 都農神社

宮崎のパワースポット!日向の国一之宮 都農神社

言わずと知れた日向国の一之宮です。全国の一之宮を巡る神社愛好家の間では、すこぶる悪評になっています。

天孫降臨で有名な宮崎の一之宮というから、どんなに立派な神社なのだろう!と期待を込めて参拝するとあまりに地味でがっかりしたと評価が低くなっています。宮崎神宮や鵜戸神宮に比べると物足りない気がします。

しかし見た目に騙されてはいけません。大国主命の幼少期の名前「大己貴命」を祀っているということは大国主命を祀る出雲大社よりも古いということになります。一説によると日本で5番目に古いと言われています。

昔は第三鳥居が都農駅の近くにあり、都農の町全体が巨大な神社であったと想像できます。

東征に向かう神武天皇がこの地に立ち寄り、武運長久と国土の平定を祈願したと伝わります。また神功皇后は都農神社で兵士を募ったと記録にあります。

 

都農神社の御神体は秦河勝が寄贈した御神面

秦河勝と言ってもピンと来ないと思いますが、聖徳太子と言えば分かるでしょう!宮司さんも分かっていましたが聖徳太子の別名は秦河勝なんです。それだけの功績があった神社ということですね!

残念なことに戦国時代に島津・大友両軍の戦により社殿に火がかかり、社殿はもとより代々伝わる宝物や古文書を失ってしまいます。

御神体の御神面だけは山に避難させて無事だったそうです。

都農神社には金色に輝く立派なお神輿があります。宇佐神宮の元宮である年毛神社が本神輿のレプリカを大量に作り全国に送ったと記録にあります。

神武天皇が持ち込んだ黄金の箱がお神輿のモデルになっています。この黄金の箱の正体は何なのでしょうか?

 

素戔嗚命が祀られている

本殿に向かって左側に素戔嗚命を祀った社が建っています。こちらが本物の神様ですね。

これは出雲大社と同じで神武天皇が来る前から物部氏が築いた古い神社ということです。

宮司さんより耳寄りな情報を頂きました。都農神社の前は本殿の横に建つ熊野神社だったそうです。

熊野と言えば和歌山県の熊野三山が有名ですが、神武天皇が負けそうになった時に助けに来たのが八咫烏です。

つまり神武天皇を導いたのは八咫烏で熊野神社に祀られています。それが日向の国一之宮にあります。

神武天皇がなぜ日向の国に来たのか?謎を解くカギがこの辺に隠されているのではないでしょうか。

こうしてみると、とてもミステリアスな神社でありますね。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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