宮崎の住宅診断実例㊶ 初めての住宅診断が欠陥住宅の診断!

 

宮崎の住宅診断㊶ 初めての住宅診断!欠陥住宅の診断!

(公認ホームインスペクター  既存住宅状況調査技術者)

こんにちは、宮崎県で一番最初の住宅診断士 河野誠です。

私が初めて住宅診断の依頼を受けて行ったのが欠陥住宅の住宅診断でした。

ちょっと変わったケースで依頼主が建設会社で欠陥住宅でないことを証明して欲しいと言うものでした。

住宅診断は初めてですので緊張して手が震えます。

でも初めてだからとも言えず、落ち着いた振りをしていました。

公認ホームインスペクター(住宅診断士)はスタートアップの為の研修がありますので手順はわかります。

私の場合は実地研修会にも参加して先輩たちと一緒に実際に住宅診断を行っていましたから慌てずに対応が出来ました。

一番役に立ったのが新築住宅の検査員をしてましたので約1000件くらいの家の検査をした経験でした。

 

床が2.5センチ下がっている!

実際に住宅診断を始めてみると二階の床が局所的に2.5センチ下がっていました。

これだけで立派な欠陥住宅ですが・・・・

建築業者は35センチの梁を使っているから強度は足りてるはずだと盛んにアピールを繰り返しますが、

床が下がった事実が、そこにはあるのです。

そして何よりもお施主様が不安に包まれています。

そこで現象が局所にしか現れてない事、家全体的に不具合がないことを説明させていただきました。

お施主さまの顔に安堵の表情がうかびます。

 

住宅診断の内容を変えようとされた

住宅診断で他にも不具合が見つかりましたが、診断書から削除するように要求されました。

しかし、見つけた以上は書かなければなりません。

私は削除の要求は断わりました。

住宅診断は難しい。様々な利害が絡んできます。様々な思いがあります。

大きな責任がありますので、いい加減な診断書は書けません。

とても良い経験をさせていただきました。

お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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