宮崎の住宅診断。 下手な増改築が建物の寿命を縮める!

 

住宅お役立ち情報 下手な増改築が建物の寿命を縮める!

こんにちは、宮崎の住宅診断士 河野誠です。(公認ホームインスペクター  既存住宅状況調査技術者)

増改築を行って5年から10年くらいで家を建て替えるケースが多く見受けられます。

それはなぜでしょうか?

それは増改築だからと甘く考えている建築業が多いのが一つの理由です。

築15年の住宅を増改築するとします。

その構造体は落ち着いて安定をしています。

そこに新しい変動の多い木材を繋いで増改築を行いますので構造体のバランスがくずれます。

 

増改築は接合部が弱点

安くする為にグリーン材と呼ばれる未乾燥の木材を使うと(案外と多い)

この材料は乾燥する時に反ったり曲がったり暴れるので元々の構造体に大きなダメージを与えてしまいます。

そして接合部に歪が生じて、壁や屋根の継ぎ目から雨漏れが発生しやすくなります。

一度雨水の侵入を許すと建物の寿命を大きく縮めることにつながって来ます。

ですから新築以上に材料の選定、接合部に注意が必要になるのです。

この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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