コンクリートストレス!

「コンクリート住宅は9年早死にする。」これは島根大学総合理学部の中尾哲也教授のリポートです。
 団地やマンションなどコンクリート集合住宅に住む人と木造に暮らす人たちの平均死亡年齢を比較。
 その結果びっくりする開きが出ました。団地、マンション族の方が、約9年も早死にしていたのです。
 さらにショッキングな報告があります。

 静岡大学と東京大学の農学部が合同で「コンクリート」「鉄」
「木」の3種類の巣箱を使い、ネズミの赤ちゃんの生存率を調べた。するとコンクリ巣箱ではバタバタと93%が死んでしまい、生存率はわずか7%だったのだ。金属巣箱が41%、木製巣箱が85%。もちろん湿度、温度、敷きわら、餌は同じで、違うのは巣箱の素材だけなのに、コンクリと木製では生存率に12倍以上の開きが出た。

 また研究者が体温測定するため巣箱に指を入れると、木製巣箱では指先にすり寄ってくるのに、コンクリ巣箱のネズミはいきなり噛みついたのです。さらにコンクリ巣箱で生き残ったメスは子供を産むと、わが子をかみ殺して食べてしまった。オスは他の巣箱に移すと牙を剥いて他のネズミに襲いかかったのです。

 昨今のマスコミをにぎわす異常事件とイメージが重なりゾッとします。
 これは、コンクリートの冷輻射のストレスが元凶となっています。冷たいコンクリートが体の芯から体熱を奪うのです。それに微量ですが放射線もでています。
 やはり自然素材の家づくりがお勧めですね。

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この記事の著者

m-kawano1265

河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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