宮崎の住宅診断。タイルの浴槽は要注意!

 宮崎の住宅診断士、河野です。(公認ホームインスペクター  既存住宅状況調査技術者)

最近はユニットバスが普通になっていますが、
20年くらい前はタイル張りが当たり前でした。

住む人も年をとって自分の体を浴室での事故から守る世代になっています。

実はこのタイル張りの浴室には危険がたくさん潜んでいます。
タイルは濡れると滑りやすくなります。
浴槽に入るときに高すぎたり低すぎたりすると転倒のリスクが高いですね。

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冬はタイルが冷たくてヒヤッ!とします。
浴室全体も寒いのでヒートショックの危険性がとても高いのです。
お風呂に入る前に温風ヒーターで浴室を温めるという話はよく聞きます。

タイルの目地が割れて亀裂から水が壁の内部に染み込み、木材が腐ってシロアリを呼びます。
シロアリは木の腐る臭いに惹かれて集まって来るのです。
知らないうちに家の寿命を縮めていまるかもしれません。

築20年を越えてタイル張りの浴槽でしたら、
人の寿命と家の寿命を考えてリフォームを考えるタイミングかもしれません。

※お問合せ☎080-5219-4310

この記事の著者

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河野 誠

河野住宅クリニック 代表

公認ホームインスペクター(住宅診断士)
2級建築士
宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
2級電磁波測定士

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